Loading Now...

DXの取り組み

当社は三十数年に渡り、全国の拠点で短期人材派遣業を中心に事業を展開して参りましたが、近年の業界動向より、短期人材派遣の需要減少に伴う、直接雇用の需要増大が強く示唆されておりました。この動向変化を当社根幹事業の変革期として真摯に捉え、下記の通りに事業体制を変革する事といたしました。全国進出を視野に入れた『短期人材紹介業・請負事業』を当社の新たな核事業とし、今後もさらなる企業成長に向け、経営理念に掲げている「成長あっての幸せな未来」の継続的実現を目指していく所存でございます。

1 新規サービス・ソリューションの創出に向けた仕組みの構築

事業変革における新常態の構築
  • 各拠点単位から、HR事業部・請負事業部・営業部の3事業部制へ改変いたします。
  • アナログ的既存業務をデジタル化の視点から抜本的に見直し、DX化による業務効率化・管理・保管・省人化・省力化を推進します。
  • HR事業部の顧客拡販、請負事業部の生産性向上、営業部の新規顧客開拓に向け、SFA・CRMアプリケーションの活用による全国管理と支援強化を促進いたします。
  • SFA・CRMアプリケーション導入によるリアルタイムな情報の活用で、顧客との関係強化、営業プロセスの明確化と課題抽出、迅速で効果的な活動を実施します。

2 デジタル人材の育成と確保

  • HR事業部・請負事業部・営業部・本社の各部門間においてDXを部門横断的に推進していくために「ITソリューションチーム(DX推進チーム)」を組成。
  • 専属チームによる社内管理力の向上を目的に、DX人材、デジタル人材の育成/確保を社内で継続的に実現すべく、「ITソリューションチーム(DX推進チーム)」を主体とした、DX推進に関連する各種研修会を実施します。
  • 業務上におけるDX・AI活用方法の習得と、技術力向上を邁進する仕組みを構築。専門性強化を図る教育体制として《①社内DX推進セミナー②AI活用術③情報リテラシー向上研修》を新たに設置。社員がDXの重要性を理解することで、今後の積極的関与と業務効率化が期待されます。
  • 社内のDX推進の促進を図るため、毎年1名のDX推進担当者の増員を目標に設定。目標達成に向けたロードマップを策定し、必要予算・人員配置・教育カリキュラムを計画~遂行を行います。

3 推進体制

代表取締役を総責任者、ITソリューションチーム(DX推進チーム)マネージャーを実務執行総括責任者とし、各事業部のDX戦略におけるプロジェクト全体を管理、月1回の経営会議で進捗の確認を行います。

ITシステムの積極的活用で業務効率化を図る
  • SFA・CRMアプリケーションの導入と基幹システムとの連携を実施しました。
  • 各担当社員に、ノートPC・タブレット・スマートフォンを支給。リアルタイムなデータ取得による業務効率化の実現に向け、SFA・CRMアプリケーション活用の浸透を進めます。
  • 「ITソリューションチーム(DX推進チーム)」による運用窓口を設置し、推進活動の円滑化を図ります。
  • 各担当者を対象に、DX推進チームによる二人三脚でのサポートを実施。DX化に関する教育を通し、社内人材のITリテラシーやDXに関する知識の向上を促進します。
  • 関係部署上長の意見を集約し、現場運用時の最適化を目指した業務改善の立案~運用の実施を行います。
  • 全社をあげてSFA・CRMアプリケーション活用ありきの運用に変革し、業務のデジタル化を図ります。

4 生産性向上に向けた環境整備

  • 事業部制導入による各事業部の専門性強化のため、DX化による業務効率化、省力化を全社の方針とします。
  • SFA・CRMアプリケーションによるデータ管理を各部門長の日常業務にします。
  • データドリブンに基づいた戦略実施のため、営業部でのミーティング、月1回の経営会議において状況確認します。
  • リアルタイムなデータ取得と効率的な活動を促進するため、各上長による指導を実施します。
  • 顧客拡販、新規営業獲得の数値化をもとに、戦力化とステークホルダーへのサービス向上、品質向上が実現できているかの見直しを定期的に実施します。

5 目標とする指標

  • 社内DX化の早期完了・デジタル化による業務効率化率
  • ITリテラシー向上を目的とする研修・セミナーの受講率
  • デジタル活用における業務簡素化・活用方法の明瞭化
  • 「ITソリューションチーム(DX推進チーム)」の増員率
  • 推進活動における費用対効果率